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2010年7月25日 (日)

教科書・市民フォーラム 紹介

子どもの教育を歪めることはゆるせない!

教科書・市民フォーラムに参加しませんか!     (高嶋教科書訴訟の後継組織です)

  ☆教科書を 子どもたちのために☆

教科書・市民フォーラム  http://kyoukasho.cocolog~nifty.com/
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  from YOKOHAMA-CITY

  ■教科書・市民フォーラムとは? 
 
 わたしたちは教科書を考え、取り組むグループです。
 子どもたちがどう学び、考え、育っていくかにはわれわれ大人社会が大事な役割を果たします。そうした子どもの教育を考える上で大事なことが、教科書です。私たちは子どもたちが多様な考え方を持つことを歓迎します。そのためには教科書が、習うだけのものではなく関心のあることを調べたり、考えたりすることのできる教育財であってほしいと思います。しかし教科書の置かれている状況は、そうしたわれわれの願いに応えてくれるものになっているでしょうか。最近は歴史認識や社会認識を育てるのに、あまりに学説からも離れたり、戦争や生命の意味を軽視するように感じられる教科書もあります。

 私たちの活動の母体は1993年から2005年まで続いた高嶋(横浜)教科書訴訟の支援にあります。現場の高校教師であった高嶋伸欣さんが執筆した教科書に不当な検定意見がつき、高嶋さんは教科書執筆を断念して家永教科書裁判に次ぐこの裁判を闘い成果をあげました。
 家永教科書訴訟では違法な検定意見が確認され、また高嶋教科書訴訟でも第一審では検定意見の違法が指摘されたり、審理の中で行政処分といえる検定意見が文書化されずに教科書調査官=検定官の頭の中にあるだけとわかったり、検定官が法廷での証拠調べで認めたことまで上級審判決が否定したりと、教科書検定や司法の判断にも大きな問題があることがわかりました。

■教科書問題3つの観点とは
 一般に教科書問題と言っても、その内容は検定・採択・配布と大きく3つの過程に分けることができます。
 私たちは、高嶋教科書訴訟を支援した時の経験から、特に検定の実態から、制度の問題性を多くの方々に知ってもらい、また異議を唱え是正を求めることを中心に教育問題についての認識を拡げていきます。ほかの2つの過程も政治的に歪められやすく、運動的にはここも重要です。

 子どもたちのおかれている状況には大きな問題があります。しかしその中でも子どもたちは成長しようとしています。その力を大きく育てるために市民が協力して、現在の問題点を知り、何をすべきかを提起し、状況を改善するため、私たちの会員になってください。できることから一緒に取り組んで生きませんか。

■まずは今の検定制度とその問題点はやわかり
 文部科学省の説明だけを聞くと検定制度は一見整っているように見え、また透明化されたように聞こえます。これまでも市民運動で改善された部分はあります。しかし、まだまだ問題と思われることはあります。

①検定意見の言い渡しは、1冊につきたった2時間。教科書会社の人はその間に、主だ    った部分の検定意見の意図を聞きだし、執筆者と相談しないと修正が間に合わず、合格になりません。
②修正表の提出期間は、35日以内ですが、正式に書類が来てからだと実質20日間だけ。時間が少ないから実質的に文科省の要求どおりになりがちです。
③検定意見への反論書提出期間もわずか2週間。合否がかかるので、ただ反論すれば すむものではありません。 ここでも実質的反論権は奪われています。
④よく20年前の検定よりも分かりやすくなったと新聞にも書かれますが、現行制度は「一発検定」、修正しても最後まで合否がわからないので、どうしても自主規制が働いてしまうシステムです。

*このほか教科書調査官(検定官)が、その分野の専門家でないのに検定したり(現場経 験どころか、教員免許すら不要)、検定意見の大部分を検定官が作成しているのに、全て検定審議会が専門的学術的に検討して作成したと装っていたことなど、官僚の恣意的な  検定になっていることが指摘できます。

 さらに2007年の沖縄戦検定では、沖縄県民はもちろん、研究者や執筆者から学術的根拠を持って、検定意見の誤りを指摘しても、ついに検定意見は撤回されませんでした。それだけ行政は自己の非を認めようとしません。「主権在民」という当たりまえの原則が通用するように、私たちは活動しています。

■最近の教科書をめぐる動向は・・・。
○なんといっても問題は、1990年代半ばから大きくなってきた「第3次教科書攻撃」といわれる動きです。
 具体的には、「新しい歴史教科書をつくる会」によって、中学校教科書で扶桑社版教科書(今後は育鵬社と自由社から)が発行され、他の教科書では通らないようなミスだらけでも検定合格となり、歪んだ検定がされています。さらに2009年8月に横浜市では、教育委員長が参考意見や記名投票の規則を無視してまで特定教科書の採択をすすめたり、採択地区の細分化の文科省の指導に反して全市1区の採択をゴリ押しするなど、ルール無視の暴挙がおこなわれ始めています。教育基本法の改悪も手伝って、ますます教科書をめぐる状況は悪化しています。これに対し、各地の市民運動がネットワークを形成し、さまざまな動きを監視して請願や署名運動などの方法で、戦前のような非民主的な動きにブレーキをかける努力を続けています。

■教科書・市民フォーラムが取り組むこと 
○なにより私たちの願いは、子供たちが広い視野を持ち、自分自身と社会全体のことを考えられる主体性を修得するように育ってほしいことです。そのために大人社会ができることに取り組みます。どうかこうした活動や集会に参加し、あるいは精神的、経済的にも支えてください。
○以下のような具体的取組みをしています!
  ・年3~4回発行のニュースを送付します
  ・「昭和の日」を考えるイベント(4/29前後)
  ・総会+講演会(10月)
  ・連続学習会「いまさら聞けない近現代史」(11月~)
  ・そのほか、問題ある検定や採択などに対応しています!

入会申し込み、お問い合わせは・・・
  入会は郵便振替で下記口座までお願いします。
・口座番号:00240-6-95754 ・加入者名:教科書・市民フォーラム
  = 年会費2000円です =

教科書・市民フォーラム
 〒231-0012   横浜市中区相生町1-18 光南ビル
       FAX 045(263)9823      http://kyoukasho.cocolog~nifty.com/

          

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