2007年2月 3日 (土)

教科書配布裁判を支援してください

教科書配布裁判を支援してください
背景には扶桑社問題が?!
横浜市の不公平な教科書配布の不当性を訴えます

<特定の教科書だけを配布していいの?>
 教育委員会が、各学校に教科書を配布するなら、全教科全種類を配布すべきです。
 ところが横浜市教委は、06年3月、全種類の教科書ではなく中学5教科だけ、しかも05年の教科書採択で候補に推薦された教科書だけを、研究用として市立中学校に一律配布しました。公平性や公正さを維持すべき教育委員会が、全種類ではなく、あらかじめ教科を限定したり、教科書の種類を取捨選択したうえで、全校に一律配布する行為は許されるのでしょうか・・・?

<不公平な配布は、横浜だけの問題じゃない!>
 横浜のこの不公平な配布方式を黙って許せば、全国の教育現場に影響しかねません。
採択の候補教科書として推薦されると、候補外の教科書を排除したうえで各学校に税金で配布され、手にとってもらえる・・・次回採択への宣伝になるだけではありません。特定の教科書を支持する人々が、研究を強制したり、気に入らない教科書を排除したりする手段として、利用する可能性も出てきます。
 そこで07年1月18日、「教育委員会が、採択費約380万円を使って教科書を取捨選択して配布した行為は、教育委員会としての公平性を欠き
裁量権を逸脱した宣伝行為に等しい」として、横浜市民33人が横浜市長を相手に裁判を起こしました。

<扶桑社問題が背景に?>
 横浜市の配布には、別の問題があります。背景に扶桑社教科書の学校現場持ち込みの意図があるのではないか、という疑念です。05年の横浜市の採択は、学校現場の声を遮断し、歴史・公民の採択では扶桑社が初めて候補入りする一方、市内半分で使用されてきた日書は候補外になり、全地区が別の社に採択変更されました。そして配布のきっかけは、扶桑社を支持した教育委員の「歴史・公民の候補だけの配布」提案だったのです。民主的といわれた横浜の教科書採択は、すっかり様相を変えています。

この不当な横浜の教科書配布を見逃せば、全国に波及しかねません。
皆さまのご支援を求めます!

   公平な教科書配布を求める会 代表 高嶋伸欣(琉球大学教授)
  ◆電話FAX 045-774-5669

◆賛同金 1口1000円以上(入会ご希望の方は2口以上 会報をお届けします)
  ◆郵便振替口座 00220-8-133178 公平な教科書配布を求める会
  ◆呼びかけ 教科書・市民フォーラム、かながわ歴史教育を考える市民の会、
           教育委員会を傍聴する会、教科書採択制度の民主化を求める神奈川の会

| | コメント (0)

2007年1月29日 (月)

「公平な教科書配布を求める会」

提訴:「一部教科書の配布は違法」 市民団体が横浜市を /神奈川

 横浜市が市立中学に「研究用」名目で一部の検定済み教科書を配布したのは「特定の出版社を優遇することで公平性を欠き違法」として、横浜市の市民団体「教科書・市民フォーラム」(仮称、33人=毎日記者の誤り)は18日、同市長を相手取り、配布にかかった約380万円を返すよう求める訴えを横浜地裁に起こす。
 訴えによると、同市教育委員会は06年3月、市立中146校に主要5教科の検定済み教科書全58種のうち、内部で審議して選んだ複数の教科書を配布。フォーラム側は「公費で一部の出版社のみの教科書を購入し学校に配布するのは公平性を欠く」と主張している。                              『毎日新聞』 2007年1月17日

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「公平な教科書配布を求める会」結成!

●1月16日、横浜市の特定の教科書配布をめぐる裁判提訴を控え、この裁判支援と全種類の教科書を各学校に配布することを求める活動のための市民団体が結成されました。
 横浜市内外を問わず、皆さんにご参加いただければ幸いです。

●この裁判では、横浜市教委が、全種類ではなく、中学5教科だけ、しかも扶桑社を含む採択候補に推薦された教科書だけを研究用に市立中学校に一律配布した行為は、公平性を侵害するとして、市長を相手に争います。
 横浜のこの配布方式を黙って許せば、全国の教委に波及しかねません。ご支援、ご協力よろしくお願いいたします。



●この裁判は、提訴趣旨に賛同する33人の横浜市民が個人として集まって原告となり、起こすものです。したがって原告それそれの立場や所属等は異なっておりますが、事務や連絡先は支援者も含めた「公平な教科書配布を求める会」に一本化いたします。

 名称    「公平な教科書配布を求める会」
 代表     高嶋 伸欣
 原告代表  佐藤 満喜子 土志田 栄子
 目的     教科書配布裁判の支援および全種類の教科書配布を求める活動
 住所     横浜市港北区鳥山町1096-4-103 教科書・市民フォーラム気付
 電話・FAX   045-774-5669(事務局 佐藤)
 会員     幅広い市民の個人参加
         (横浜市内外、所属団体、原告を問いません)
 呼びかけ団体 教科書・市民フォーラム

                          以上

ーーー<関連情報>
 横浜市の教科書配布で提訴しました!

 不採択になった教科書を、研究用として各学校に設置しておくのは、歓迎すべきことです。
 しかし公平性を維持すべき教育委員会が、全種類ではなく、あらかじめ教科を限定したり、教科書の種類を取捨選択したうえで、全校に一律配布する行為は許されるのでしょうか・・・?
 横浜市教委が、全種類ではなく、中学5教科だけ、しかも採択候補に推薦された教科書(扶桑社を含む)だけを、研究用としてに市立中学校に一律配布した行為は、違法な公金支出行為であったとして、1月18日、横浜市民33人が横浜市長を相手に裁判を起こしました。

 横浜のこの配布方式を黙って許せば、全国の教委に影響しかねません。
 採択の候補教科書として推薦されておけば、候補外になった教科書を排除したうえで、各学校に税金で配布され、手にとってもらえる・・・今後採択への宣伝になるだけではありません。
 特定の教科書を支持する人々が、研究を強制したり、気に入らない教科書を排除したりする手段として、利用する可能性もあるからです。

 05年の横浜市の採択は、学校現場の声を遮断し、歴史・公民では採択候補に扶桑社が初めて登場したうえ全地区で採択変更、扶桑社支持の教育委員が「歴史・公民の候補だけの配布」を提案したことなど、あやしいことだらけでした。
 当時の教育長は文科省の学力テスト担当に転出、後任には都教委を手本にしたいという教育長がきて、教育委員には義家弘介氏もいます。民主的だった横浜の教育委員会は、すっかり様相を変えています。おかしなことには住民がノーと言っておかないと、次の採択が不安です。

 実際の裁判は、横浜市長を被告とし、「市長は違法な配布を行った教育委員会の教育長に対して、その費用約380万円を市に返還するよう求めよ」という趣旨で争われます。
 市民が、この配布の適否を法廷で直接争うのは法律上困難なため、昨年、前段として住民監査請求を行い、原告資格を得ました。公金支出をめぐるややこしい請求になっていたり、被告が市長であるのはこのためです。
 したがって原告の的確性や配布や支出の事実確認で争うことはほとんどないため、裁判は短期間になるかもしれないとのことです。

●提訴のニュースは、17日の神奈川、東京、毎日、19日の朝日が取り上げてくれましたが、毎日の記事に間違いがありました。提訴したのは市民団体で、「教科書・市民フォーラム(仮称)の33人」となっていますが、原告は33人の横浜市民個人、「教科書・市民フォーラム」は仮称ではなくすでに活動している団体です。

ご支援、ご協力よろしくお願いいたします。

連絡先   「公平な教科書配布を求める会」(代表 高嶋 伸欣)
住所     横浜市港北区鳥山町1096-4-103
                    教科書・市民フォーラム気付
電話・FAX 045-774-5669(事務局 佐藤)

| | トラックバック (0)